環境テクノロジー

走行中の車両を止めることなく、一瞬で排ガス濃度をリモート計測。大規模な実態調査を効率化する最新鋭スクリーニング・システム。

路側設置型 排ガス遠隔測定装置(RSD) RSD5700

当社では、道路脇に機器を設置するだけで、通行する車両の排出ガス濃度を瞬時に測定できる「RSD5700(Remote Sensing Device)」を保有しています。赤外線および紫外線のビームを道路上に照射し、車両がその光を横切る際の一瞬の吸収スペクトルを解析することで、CO、CO2、HC、NOx、Smok(PM指標)を非接触で計測します。
 RSD5700は、従来機に比べ測定精度と処理速度が向上しており、交通流を阻害することなく、数千台規模の排出ガス実態調査や、高濃度排出車(ハイエミッター)のスクリーニング調査を効率的に実施することが可能です。

導入の経緯・目的

  • 【導入事例①】:自動車の排出ガス規制の強化として実使用環境における使用過程車(ナンバー登録され、実際に道路を走行している自動車)の排出実態把握。
  • 【導入事例②】:深刻な大気汚染を改善するための意識向上として、排出ガス測定結果即時表示による車両の排出状況の認知促進。
  • 【導入事例③】:発展途上国における大気汚染対策での非効率な調査体制の刷新。

結果

  • 【導入事例①】:使用過程車の高排出車の状況確認。排出総量の算定に用いる劣化補正係数を作成。
  • 【導入事例②】:測定結果の即時表示により、車両から排出される排出ガス状況の確認。
  • 【導入事例③】:RSDの導入により、個別調査実施で想定される工数を大幅に削減。 発展途上国の自律的な政策立案への移行と大気汚染対策の本格事業化。

事例概要

【導入事例①】
大気汚染対策として進められてきた自動車の排出ガス規制の強化に伴い、排出ガス低減装置を搭載した車両が増加してきました。使用過程車においては、排出ガス低減装置の劣化等を考慮し、算定のための補正係数を検討するため、10万台程度の使用過程車の測定を実施。大量の車の排出ガス濃度測定が可能なRSDを用いて調査を行うことで、実走行環境下における排出実態の把握、排出量算定のための劣化補正係数の設定に必要なデータを収集しました。

【導入事例②】
大気汚染対策により自動車から排出されるNOx(窒素酸化物)の削減は重要かつ喫緊の課題となっています。また、排出ガス低減装置故障による多量排出車は環境改善を阻むため、使用過程車の管理が重要です。そこで路上で走行している車のNOx量をRSDを用いて非接触測定・即時表示を行いました。

【導入事例③】
深刻な大気汚染が課題となっている発展途上国において、車両排出ガス対策を支援しました。従来の非効率な検査体制を改善するため、走行車両を瞬時に計測可能なRSDを用いた調査体制を構築。現地での実計測を通じて、自律的な大気汚染対策の実施に寄与しました。

導入システム

路側設置型 排ガス遠隔測定装置(RSD) RSD5700

今後の展望

RSDを用いた高精度な調査・解析をサポートします!

弊社では、これまでの多様な現場での運用実績に基づき、最適な設置ポイントの選定からデータ集計まで、お客様の調査目的をトータルでサポートいたします。
「大規模なスクリーニング調査を行いたい」「特定の地点での排出実態を把握したい」など、具体的な計画からアイデア段階のご相談まで幅広く対応可能です。
ご相談やお見積りは無料で承っております。
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