事業内容

GPSソリューション事例

衛星測位地上システム

衛星測位システムは、人工衛星を利用して受信者の位置を特定するシステムですが、数理計画は国内の衛星測位システムの開発に携わっています。
最も身近な例では、GPS(Global Positioning System)によるカーナビゲーションが挙げられます。ご存知のようにGPSはアメリカ合衆国で開発された衛星測位システムですが、日本では安全保障・危機管理の観点から、GPSが使用不可能な事態でも測位が可能となる自立性を持った衛星測位システムの開発が進められています。

一般的に衛星測位システムは「人工衛星」・「追跡管制局(人工衛星の管制を行う)・地上局(測位信号を受信する)」で構成されています。図のように、①人工衛星は搭載された様々な計測器で計測されたデータを追跡管制局へ、また測位信号を地上局へ送信します。これを受けて、②追跡管制局は測位信号の更新や姿勢制御などの制御コマンドを人工衛星へ送信し、地上局は位置情報が明らかな測定点として人工衛星からの測位信号を受信し、その測位情報を追跡管制局へ送り位置を決定する仕組みです。このシステムの中で、数理計画は地上局のシステム開発を担当しています。

測位を行う際に人工衛星と測位信号を受信する地上局との距離を正確に算出することが重要になりますが、気象条件や地上局内の伝送遅延などによる誤差が生じて測位の精度に影響を及ぼす恐れがあります。また、広範な地域のデータを収集するため、地上局は遠隔地に設けられることが多く、安定的運用のために測位信号の受信機以外にも誤差補正のための気象データを収集する気象観測装置やUPS(無停電電源装置)など、様々な機器のデータ収集と制御を行っています。

数理計画ではその他にも幾つかの衛星システム開発にも携わっていますが、今後も日本の衛星システム開発を支えていきます。
(※2008年5月に宇宙基本法が制定され、宇宙開発の戦略的位置付けが定義されています。)

衛星測位地上システム

日本は梅雨や台風の影響を受けやすい気象条件を有しているため、堤防やダムなどの治水設備が整った現在でもなお洪水などの災害が発生しています。防災と安全上の観点から、日常的に河川情報を収集・提供するシステムが期待されてきました。河川情報システムでは、各地域の観測局が収集する河川データ(正時、定時)を元に、危険水位状態か否か等の河川情報の提供を行っています。

数理計画が開発した河川情報システムでは、流域の各観測地点での水位情報だけではなく、流域の各所に配置されているCCTVカメラによる画像情報を含めてWeb上での公開を実現しています。ここでは、広範囲の利用者へ、リアルタイム性の高い河川情報を提供することが可能となりました。

数理計画ではその他の防災情報システムの構築を行います。

実績

  • 産業廃棄物情報管理システム
  • 環境情報データベース構築・提供システム
  • 気象衛星地上局画像データ取得システム
  • 衛星測位システム
  • 緊急時有害大気汚染物質情報システム
  • 地図情報システム(GIS)
  • 準天頂衛星測位地上システム(GPS)
  • 河川情報システム